試合シーズンも終わり１０月は来年に向けて体力や筋力をつけるためにトレーニング重視で日々稽古を行っています。気温も下がり運動するにはちょうどよい今の季節にしっかりと体力をつけていきましょう。体力ももちろんですが、頭を使って稽古しないといくらやっても上達しません。そこで、脳トレを取り入れ稽古を行っています。今回はその稽古風景を紹介します。
稽古が始まるとまず、トレーニングを行います。トレーニングは体力、筋力、瞬発力が身につくようにメニューを組んでサーキットトレー二ングを行っています。２~3セット行い、息の上がった状態で迷路や計算を行います。これが煌心会で行っている脳トレです。息が上がった状態で頭をフルに使い判断力、集中力を高めます。
計算は制限時間内に隣同士の数を足して行くものです。時間になれば終わってなくとも下の段に下がり、再び計算をします。これの繰り返しです。これで早く計算をする判断力も分かりますが、集中力もよくわかります。下の写真はある子の稽古の時にやった計算です。４段目から実際に時間を計り行いました。この子は前半よく集中して、計算の判断も早いのが分かります。しかし、中盤から集中力が欠けてきたかできたりできなかったり。一番最後の段は集中力を取り戻したのか中盤より良くなっています。
このように自分がどこまで集中力が維持できているかが分かります。これが試合の時にもつながってきます。
なので、試合シーズンが終わったこの時期に身体と頭を鍛えて稽古しています。身体だけ鍛えても試合中に相手の対策をできるようにする頭の回転と判断力がないと勝つのは難しいです。また空手だけに限らず、普段の学校生活の中でも役立つ場面はあります。身体を動かすだけの稽古ではなく、頭も使った稽古を今の時期はやって行きたいと思います。
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