教えて道場長!その3 どんな子どもに空手をやってほしい?

強くなりたい、大会で成績を残したいという子どもはもちろんのこと。いじめられている、集中力が続かない、目標が持てない、親の言う事をきかなくて困っているという子どもたちです。とにかく空手を続けてくれれば、私が変えます!

親ではない大人とのコミュニケーションが効果的なケースがあります。
親には言えない悩みや、子ども本人は悩みとも思っていない”愚痴”を話してくれることがあります。時にはそのアドバイスは親から言われる事と同じかもしれませんが、親からも、別の大人からも同じ事を言われたら、妙に納得できたりしたこと、親御さんご自身も記憶にあるのではないでしょうか?
子どもからだけではなく、親御さんからのご要望を反映した対応やコミュニケーションをとることもあります。親と子を介す立場で双方の橋渡しをすることもあります。

また、空手を通しての躾の指導に様々な効果があります。武道にはあいさつや礼儀作法の習得が必須です。子どもたちのこれからの人生において、礼儀作法は必ず役に立ちます。正しい正座の、きれいな立ち方、礼の仕方からはじまり、挙げればキリがありません。

私が子どもの頃に空手を習っていた先生はすでに亡くなっていますが、指導者の立場になった今、当時の先生の気持ちが理解できるようになりました。もしも先生が生きていれば、感謝と共有共感できる思いについて、たくさん話し合いたいと思います。

小学生の頃の道場長